いつぞやのあとがき

見にきてくださってありがとうございます!まりです。

前回と前々回は私が勝手にドタバタしていた更新になっていましたが、難なく時が過ぎ去ってくれてよかったです。

ご覧くださった方ありがとうございました!報われる努力もあるんだなと思いました。私の場合は努力も何も、夫が時間をくれて、見てくださる方がいてこそだったので、ただ好きな事してニヤニヤしてただけでした。自惚れず調子に乗らずに頑張ります。

 

今回は、3つ前のお話の『あとがき』、というかそんな感じのお話を。「あとがき」って自分で言ってて恥ずかしいなって思うんですけど、他になんて言えばいいのか迷います。「感想」って言うのもなんか違うなーって思ったり。

「前々々回を知らんわ」って方はこちらに用意させていただきましたが、たぶん読まなくてもこれはこれでやっていけると思います。

 

syu-2curry.hatenablog.com

 

夫婦にとって初めてのペット、魚のベタのお話をさせていただきました。名前はベタ君。

魚に名前つける事ってそんなにないと思いますが、これがまた、ベタ君は変わった魚でして。魚にしてはよく懐くんです。ネットで見たベタの飼育についての記事にも「名前をつけてみましょう!」って書いてありました。

 

超初心者の私達が、何もわからない状況でも大切にしながら一緒に暮らしていたのですが、ある時から何となく元気がなくなって、あれやこれやして(割愛)、ベタ君を買ったアクアショップに週明けにでも行ってアドバイスもらおう、と言ってた矢先、突然のお別れをしました。

やっぱり具合良くなかったんだなぁと言ったところで、私達だけでは何もしてやれる事はなかったから、早めにアクアショップのお兄さんに相談に行っていたら何か出来たのかもしれないけど。

 

そのアクアショップのお兄さんとの不思議なご縁のお話がありまして。俳優の小手伸也さんに似てらっしゃるんで小手さんをイメージしながらお読みください。イメージできなくても大丈夫ですけど。

魚のイラストが描かれたマスクしてて、そんなに魚好きなんだーって感心してたら顔が小手さん似で、それに気付いたらもうずっと小手さんが張り付いてて、これ誰かにわかって欲しくて、今、あなたを巻き込んでます。(他にいなかった)

そのKOTEさん改め、お兄さんが魚とか水槽とかすごく好きで、憧れというか崇めているというか師匠の様に思っている凄い存在の方がいらっしゃって、その凄い方が日本人なんです。

 

天野尚 さんという方で、恥ずかしながら私は無知故に当時は存じ上げてなかったのですが、大変多才な方で、その才能のひとつが「ネイチャーアクアリウム(アクアスケープとも言う?)」です(インターネット調べ)。私が言うよりも検索して見ていただく方が何倍も凄さが伝わると思うので、お時間ございましたらぜひ見てみてください!

アクアショップのお兄さんはその天野さんにお会いしたいと思っていたのですが、残念ながらお会いすることは叶わず。そして、日本に行って生で作品を見たり学びたいと思っているけれど、COVID-19の影響でなかなか行けず・・・。

と、いろいろお話を聞かせてくださっただけでなく、天野さんのパンフレットを私達にくれました。でもさすがに、そんなに大切な物をいただくのは勿体のうございますと恐縮する私達でしたが、お兄さんが「まだいっぱい持ってる」と仰ったので遠慮なく頂戴しました。

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このハサミみたいなの使うんですって。他にも、手術でもするんかっていう器具やボンベもありました。全部載せる事が良いのか良くないのかわからないのでこの2ページだけ載せてます。(もし載せてはいけない物でしたらご連絡ください!お手数お掛けしてすみません!)


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めくりすぎてベコベコ。


天野さんに対するお兄さんのお気持ちが凄く伝わってきて、すぐにでも日本に連れて行ってあげたかったんですけど、日本もオーストラリアもなかなか落ち着かなかったですね。一旦感染者数が下がった頃とかに行けてたらいいんですけど・・・。とても優しい素敵な方です。

そのお兄さんにベタ君の体調不良の相談に行きたかったんですけど、「元気に暮らしてるよ」とも言えなくなってしまって申し訳ないです。

 

ベタ君は、家のどの窓からも見える大きな木の根元で、新しい命となるべく眠っております。ちっちゃいヤモリをお供として一緒に眠らせました。ヤモリさんは事故です。夫婦共々無駄な殺生は好みません。逃してあげようとしただけです。ヤモリさん本当にごめんなさい。ベタ君をどうぞよろしく。

 

ベタ君が眠ってから、木の根元に向かって手を合わせること数日。周りから見たら怪しいアジア人←私。

突然現れた白い蝶が私の目の前で舞っていました。

その次の日には、黒い蝶が高く高く空に向かって飛んでいって、眩しくて瞬きした一瞬のうちにいなくなっていました。

佇む私は、何故か、もうここにはベタ君がいない気がしてました。

 

蝶が気になって調べてみると、白い蝶は眠っている者が何かのメッセージを伝える為の仮の姿で、黒い蝶はあの世へ連れていく案内人(人ではないんだけど)と言われているんだとか。たぶんそんな話でした。

迷信やおとぎ話かもしれないし、蝶にしてみれば『私すんごい見られてるんですけどー!』って感じでしょうが、ちょっと素敵なお話だなって思いました。そして嬉しさに似た涙まじりの笑顔でお別れが出来ました。

 

身勝手な人間の戯言ですし、頭ん中お花畑かって思われるかもしれませんが、

ご安心ください。

 

最近もドタバタしてたんですけど、こうしてブログが更新できてよかったです。まだちょっと書き残したお話があるのでまた書きます。

最後までお読みいただきありがとうございます!

 

ではまた。